oruco2006-08-23

子供みたいな手に申し訳なさ程度にそえてある小さな小さな爪が恥ずかしくてイヤでイヤで仕方なくて、不健康でボロボロなくせに無理矢理伸ばしてた。お友達がそれを丁寧に丁寧に切りそろえてくれて「あなたはゴールドとムラサキのイメージ」と言ってキラキラをのせて、おまけにお花も加えてくれた。
「あなたが小さな爪を恥ずかしがらないように」って。可愛くしてもらったの。美空もお手伝いしてくれたのよ、ラメのネイルを「あい」って(これを塗りなさいと言わんばかりに)差し出してきて。「あーと。あーとぉ」とお礼を言うとカクカク頷く姿がそーゆー人形みたいで成長の早さに感動しつつも笑いがとまらない。カタカタカタって音がしそうなの。愛しい。
夜は近所のお祭りへ。お祭りは大好きなのだけど、ごみごみとした人の波のイライラとした感情にあてられて頭痛でぐったり、お祭りの行列からそれると大学時代にお友達(@現在埼玉在住)が住んでた(ほとんどわたしも同居状態の)アパートの前に辿り着いてしまい、しょっちゅう終電で帰ってきたなあ、ツタヤ通いつめたなあ、とか思い出して、変わりゆくものを思い、泣いた。幸福と不幸の狭間で。
いちご飴がお腹にどっとのしかかり切ない祭りのあと。