てづくりパンの会

ベーグル。絶対絶対ベーグルを作りたいって気分だったの。俺、そういう顔してるだろう?って。パン作りの上手なお友達にお願いして週末パン教室。

合間合間のお茶も美味しくて。パン作りって気持ちが良い。つい無言になってパンをひたすらこねるのってちょっとないかんじ。流しっぱなしにしていたDVDはアルゼンチンババア。お母さんが突然死んでしまってお父さんは忽然と姿を消してしまった。そして主人公もパンをこねる。

アルゼンチンババア [DVD]

アルゼンチンババア [DVD]

映画の作りはとてもひどかった(冷静と情熱のバランスがいびつというか、くさいほどのリアルか安っぽいファンタジーかといった)のだけれど画面の色が美しくて。ちょっときゅんとするくらい切ない色味。小松亮太バンドネオンが強くて、ノスタルジーを。そして京香の凄味のある美しさ。ともすれば畏怖の対象のような。
わたし発見したの。美しいひとに透明感とナチュラルさをプラスするとその美しさは凄味になるのだなあって。それが揺るぎないということなのかしら?