たとえ世界を敵にまわしても

仮面ライダーカブト VOL.6 [DVD]

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仮面ライダーカブト VOL.7 [DVD]

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仮面ライダーカブト VOL.8 [DVD]

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仮面ライダーカブト VOL.9 [DVD]

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あらゆる感情で彼らを観てた。
月の虹を見たいって言ってたマコトくんのワームに、見せたかったんだって。俺は俺にしかなれない。どうしようもなくあまちゃんで、そして少しずつ大きくなっている加賀美。
すべてを思い出したゴンが大介に会いに行くの。すてき。大介も会いたいよって。それでゴンは大介のことをわかっちゃうの。すてき。大介と大介に擬態したワームに対して「見れば解るわ」ときっぱり。すてきすてき。「俺達は永遠に1つの…1つの…その」「相棒」「そうそう、それそれ!」
愛するひとが異形だなんて。たったひとりのほんとうの妹。ひよりちゃんはワームだけれど悲しい目をした儚げな妖精みたいなワーム。意思を持っていて確実に違う存在。地下に繋がれた鉄仮面の男に触れたときその仮面の下から天のひとの顔が。彼女の頬を流れる涙の軌道がとても美しかった。
愛しのぼっちゃまとじいやの間の結びつき。ぼっちゃまはずっとお外のことを知らなかった。けれどぐんぐんと世界を知って吸収して、食べ物1つに感謝する事。感謝の気持ちそれこそがショ・ミーンの幸せ、なのだと知り「なら俺がじいやのじいやになってやろう」ってお庭掃除をお手伝いしちゃうまでに。姉を殺した憎いサソリ型のワームは自分自身なのだということを彼はいつ知ってしまうのだろう。そのときがくるのが少しでも後であればよいなとあんまりにも彼が愛らしいものだから、そうっとその陰を隅に追いやる。そして彼の中のワームを知っていてなおお家の存続のため、ぼっちゃまはぼっちゃまと献身的な愛を降り注ぐじいや。
ひととひととが生きているということ。あーあカブト好きだなあ。