疾走フライデーナイト

ずっと音楽をやっているそれはそれは愛らしいひとの歌声を聴きに。仕事を早々に終わらせてバスへ乗り込む。遠いと思えば遠いし。近いと思ったらさっさと逢えてしまったりするの。物理的な距離は直接には関係ない。あるとするならそれはかなしいけれど心の距離…?

彼女ののびやかな歌声の余韻のなか、ファンキーなひとたちの波を抜けたら、薄暗くて静かで奇妙に落ち着くカフェで夜中のスイーツのお時間。セミフレッドはふわふわとしていてたよりない。ふわっととけた。不思議に甘い時間。