RUBBER DOLL

トレヴァー・ブラウン*1@サブタレを餌に逢いたいひとと逢ってきた。彼女の計らいで村田兼一氏の写真集*2も見せてもらえて。10万円の写真集はわたしには手が出せないものだから出逢えてよかった本当。MENFEGOL(殺精子剤)というタイトルの聴きなれなさに(わたしには)とまどいつつも、すとんと素直に落ちる美しい黒髪の少女の排泄行為をロマンチズムに溢れた瞳で美しくメランコリイに切り取るやり方はやはり彼のもので。
飯沢氏はその排泄行為を「穢れを払うイニシエーションの儀式」だと。わたしにはそんなむつかしいことわからない。けれど。色つきの悪夢と呼ぶにはだってあまりに美しいファンタジーだ。

ひとしきり語り合ってそれでも足りない名残惜しい帰り道の心斎橋でエイト帰りのお嬢さんたちと遭遇。きらきらがまぶしかった。恋をするため 心斎橋には人が来る。