フード論

福田里香のシネマにおけるフード論*1(一、善人は美味そうにフードを食う。二、正体不明者はフードを食わない。三、悪人はフードを粗末に扱う。)はわたしの気持ちによく沿うものでやっぱりたべること だよねー?と食いしんぼうのシンパシー。食べ物を美味しそうに描く作品は総じてすきだもの。それがメインテーマでないところで。(きのう何食べた?は例外。メインですばらしく良いの)サマーウォーズのわびすけさんが小さな食卓にみんながぎゅうっと集まったところにふらーっと入ってくるところは彼らはやっとチームになったんだってうるっと涙出たところだもん。そんなのフード理論知らなくったって。
里香さんの食べ物で遊ぶかんじが(クイックブレッド・アンド・ジャムの中のTシャツにべったりつけたいちごジャムの手形とか)ずっと気になってたんだけど(悪意はかんじないけど悪戯が過ぎる?とか)彼女の説をきいて納得。里香さんは道化だったのね。「フードでたわいないギャグをやるひとは憎めない。」ジョーカーにはゆるされてるとこ。なるほど。